【旬の夏野菜8選】美味しい野菜の選び方・見分け方

一年中出回っている野菜の中で、特に夏野菜の定番を8種類を選びました。春夏秋冬どんな野菜が季節の旬の野菜であるか、実感して購入している人はどれほどいらっしゃるのでしょうか?

スーパーや八百屋に並んでいるものを、何も考えず買っていました。しかし旬(しゅん)を意識してみると、生活が豊かになるように思います。

また旬の野菜は栄養価も高いです。ぜひ旬の野菜を取り入れて、毎日の食卓を豊かにしてください。

目次

1.ナス

ナスの産地は品種によって様々です。最も一般的に全国どこにでも出回っているのが千両ナスです。千両ナスの産地は主に高知県、熊本県、福岡県、群馬県ですが、ほぼ全国的に栽培されています。
旬は夏、6月~10月ごろ出まわります。しかし、ハウス栽培で1年中出回っています。

他には、長ナス、米ナス、小ナス、水なす、加茂なす、白ナスなど100種類以上の品種があります。

加茂なすは京野菜です。水なすは大阪の泉州地域で栽培されているナスで、お漬物が有名です。加茂なす、水なすは日本独自の伝統的な野菜です。

美味しいナスの選び方・見分け方

  • ヘタがピンと張っているもの
  • 棘(とげ)が痛いくらいに尖って(とがって)いるもの
  • 切り口がみずみずしいもの
  • 皮にハリとツヤがあり、紫色が濃い色のもの
  • ガクの下に白い部分が見えているもの
  • 全体に均一にふっくらと丸みがあるもの
  • 同じ大きさなら重いもの

傷やシワがあるものや、紫色でなく茶色く変色したものは古くなっているので選ばないようにします。

ナスの分類

栄養による分類:淡色野菜 主に糖質(炭水化物)。ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、カリウム。皮の紫色はアントシアニン、ナスニン、アルカロイド、フラボノイド(ポリフェノール)
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

アントシアニンは、体を冷やす作用があり高血圧やのぼせによいとされています。ナスニンはコレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐと期待されています。アルカロイド、フラボノイドにも抗酸化作用があります。

ナスの保存法

丸ごと生のままで保存する
1本ずつラップに包んで冷蔵庫で保存します。3日ぐらいで食べてください。

冷凍保存する
まず、ピーラーで皮をむき電子レンジで加熱します。ラップに包んで冷凍庫に入れます。煮物に使えます。

ナスは水分が減って、すぐに萎びて(しなびて)しまいます。3~4日で食べるようにします。

調理のコツ

アク抜き

ナスは切ってそのままにしておくとすぐに変色してしまいます。
アク抜きは、1.水にさらすか、2.塩をふり水分を出します。

水にさらしてアク抜きをする
たっぷりの水に浸して、空気に触れないようにキッチンペーパーや布きんを上にかぶせておきます。料理が水っぽくならないように、しっかり水気を拭き取っておきます。油を使うときもハネる心配がなくて安全です。

味をしみやすくするコツ

ナスの皮は固めなので、皮に斜めや格子状に切り目を入れておくと、見た目もよく、味が浸みやすいです。

揚げ油について

揚げ油の温度は、低温は150度以下、中温は160~170度、高温は180~190度が目安です。
揚げ物は菜箸(さいばし)でおおよその温度を見ます。

低温はさいばしの先から少し泡が出る
中温はさいばしの先から細かい泡が出る
高温は油に入れた、箸全体から泡が出る

個人的には、ほぼ中温で調理します。唐揚げなどは中まで火を通す必要があるので中温で揚げます。高温は外の衣(ころも)をカラッとさせるために二度揚げに使うことが多いです。

最近は低温調理という方法があり、低温でじっくり火を通す方法もあります。

旬の夏野菜 ナスのレシピ

1.なすの煮びたし

材料 2人分

  • ナス         3個
  • めんつゆストレート  1/2Cup
  • 酢          大さじ1
  • かつおぶし      適量
  • 揚げ油        適量

 

作り方

  1. ナスはヘタを取り縦半分んき切る
  2. 皮に格子状に切り目を入れる
  3. めんつゆと酢を混ぜる(酢が苦手な人はなくてもOK)A
  4. 揚げ油を中温170度にする
  5. まずナスの切り目を入れた方を下にして素揚げする
  6. 裏面も同じように揚げる
  7. 揚げ終わったらすぐにAに入れる
  8. 冷めるまで漬け込む
  9. 冷めたら器に盛りつけ、かつおぶしを上にのせる

目次へ戻るへ

 

2. ピーマン・パプリカ

ピーマンの主な産地は、茨城県、宮崎県、高知県、鹿児島県です。

路地ものの旬は6月~9月ごろです。ピーマンはハウス栽培が盛んなので1年中出回っています。

パプリカはハウス栽培が主流なので、1年中店に並んでいますが、韓国、オランダ、ニュージーランド産など輸入ものを店頭で見かけることも多いです。

国産の産地としては宮城県や茨城県などです。路地ものの旬は7月~10月ごろが旬です。

最近はピーマンの種にも、ビタミンCやピラジンなどの栄養効果も高く食べないともったいないという人もいます。

ピーマンとパプリカの違い

ピーマンとパプリカは、ナス科の野菜ですが品種が違います。

パプリカは重さが100g以上の大型の品種です。パプリカは肉厚で甘みがあり、色がカラフルです。赤、オレンジ、黄、茶、黒、緑、紫、白などたくさんの色のパプリカがあります。店頭でよく見かけるのは、赤、黄、オレンジのパプリカでしょうか。

緑ピーマンは未熟果で、独特の苦みがあります。完熟させたものが赤ピーマンです。赤ピーマンは緑ピーマンに比べて甘みがあります。

美味しいピーマンの選び方・見分け方

  • 大きくて肉厚なもの
  • 均等にふっくらと丸みがあるもの
  • 肩が盛り上がっているもの
  • 濃い緑色でツヤがあるもの
  • ヘタがしっかりしているもの
  • 上から見てなり口が中心にあるもの
  • ヘタがピンと張ってみずみずしいもの
  • ヘタが六角形が理想
  • ヘタの周囲がいかり肩のようにハリがあるもの

ヘタから鮮度が落ちるので、ヘタが黒ずんでいるものは避けましょう。皮にしわがあるものも避けます。ピーマンもパプリカも色が濃いものが栄養価も高いです。

パプリカの見分け方もほぼ同じです。

ピーマンの分類

ピーマンの仲間には、赤ピーマン、ししとう、青唐辛子、パプリカなど

栄養による分類:緑黄色野菜 β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、クロロフィル、カプサイシン、食物繊維
におい成分:ピラジン
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

抗酸化作用が強い栄養素β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEなどは、疲労回復や美肌効果が期待できます。ピーマンやパプリカのビタミンCは、調理しても壊れにくいビタミンCなのでビタミンCを摂取するにはとても良い食材です。

ピラジンは、におい成分の他、美肌効果や血液をサラサラにし脳梗塞や心筋梗塞の予防が期待できます。

完熟させた赤ピーマンは、カプサイシンが多いです。またビタミンCも青ピーマンの2倍ほど、β-カロテンも3倍ほどあります。また完熟すると青臭い風味がなくなり甘みが出ます。

最近は品種改良のおかげで、ピーマン独特の苦味や青臭さがなくなっているので、サラダなど生で食べても気にならないので料理の幅が広がっています。

ピーマンの保存法

生のままで保存する
カットしたものは種を取り除きラップに包みます。1個丸ごとなら、水気を切ってラップに包むかビニール袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。4~5日で食べきる。

冷凍保存
細切りにしてラップに包んでで冷凍する。切って保存しておくとすぐに使えるので便利です。
半分に切ってヘタと種を取り除きサッと茹でる。水気をよく拭いてラップに包むかビニール袋で冷凍保存する。

調理のコツ

青ピーマンの種とヘタに苦みがあるのでヘタをを取り除きます。
ピーマンを切らずに種を取り除くには、ヘタに割りばしを刺して回すと、ヘタと種を同時に摂ることができます。

ピーマンの繊維は縦に並んでいるので、歯触りをシャキシャキさせたいときは縦に切ります。柔らかい歯ごたえが欲しい時は、繊維を断ち切るように横に切ります。

ピーマンの皮をむくと食感が滑らかになり、味がなじみやすくなります。

ピーマンの皮のむき方は、網焼きグリルでピーマン全体を焦げるまで焼きます。焦げたら塗れ布巾やキッチンペーパーを濡らしてピーマンの表面を優しくこすります。
パプリカも同じ方法で皮をむきます。紙袋にいれて密封し冷めてから皮をむく方法もあります。甘みが増します。

旬の夏野菜 ピーマンのレシピ

1.ピーマンの和え物

材料

  • ピーマン   3個
  • すりごま   適量

調味料

  • ごま油    小さじ1/2
  • しょう油   少々
  • 塩      少々

 

作り方

  1. ピーマンのヘタと種を取る
  2. 細切りにする
  3. サッと固茹でにする
  4. 調味料で和える
  5. 味に不足があれば、しょう油と塩で味を調える
  6. 器に盛り付け白ごまを振りかける

 

2.焼きパプリカのバルサミコソース

材料

  • パプリカ赤・黄色  各1/2
  • クルミ       20g

ソース

  • バルサミコ酢    大さじ2
  • 砂糖        小さじ1

 

作り方

  1. パプリカはヘタとな根を取る
  2. 1cmの幅に切る
  3. クルミは粗く砕いておく
  4. オーブントースターのトレイにパプリカを並べて5分焼く
  5. パプリカを焼いている間にソースを作る
  6. バルサミコ酢と砂糖を片手鍋(フライパンOK)に入れ、半分の量になるまで煮詰める
  7. 焼き上がったパプリカを器に彩りよく盛り付ける
  8. ソースをかける
  9. 砕いたクルミを散らす

 

3.ピーマンの肉詰め

材料(2人分)

  • ピーマン   4個

肉詰めの材料

  • 合いびき肉  300g
  • 玉ねぎ    1/4個
  • 卵      1個
  • 塩      小さじ1/2
  • こしょう   少々
  • 小麦粉    少々(つなぎ用)
  • 油(焼く)  大さじ1
  • 酒      大さじ2

付け合わせ

  • サニーレタス 2枚
  • トマト    1/2個

サニーレタスは一口大に手でちぎりる
トマトは1/2個を櫛切りで4つに切る

作り方

  1. ピーマンは縦に切り、ヘタと種を取る
  2. ピーマンの内側を上にして並べ、小麦粉をまんべんなくふっておく
  3. 玉ねぎをみじん切りにする
  4. ボールに肉詰めの材料を入れ、粘りが出るまで混ぜ合わせる
  5. ねった肉詰の材料を8等分する
  6. 小麦粉をかけたピーマンにすき間がないようにシッカリと詰める
  7. 熱したフライパンに大さじ1の油を入れる
  8. 肉詰めしたピーマンの肉側を下にして、中火の弱火で2分~3分焼く
  9. 肉に焼き色が付いたらひっくり返す
  10. お酒大さじ2を入れ蓋をして弱火にし2分~3分焼く
  11. お肉に火が通ったか確認する。竹串を刺して肉汁が出ればOK
  12. お皿に盛り付ける

種を肉詰めの中に入れてると、違和感も少なく栄養価も高くなります。

目次へ戻るへ

 

3. キュウリ

キュウリの産地は、宮崎県、群馬県、福島県、埼玉県、千葉県など
旬は夏、5~8月が旬です。キュウリも1年中出回ってる定番野菜の一つです。

  • 美味しいきゅうりの選び方・見分け方
  • イボがとがっている
  • 太さが均一なもの
  • 緑色が濃く、ハリとツヤがあるもの
  • 切り口が黒ずんでいないもの
  • なり口がしっかりしていていかり肩

太さが均一なものほど水分がいっぱい詰まって美味しいです。
形がいくらか曲がっているかどうかは、味の良し悪しや鮮度には関係ありません。

両端がしなびていて柔らかいものは選ばないようににします。キュウリは90%以上が水分なので鮮度が落ちるときゅうりの両端から水分が抜けていきます。

キュウリの分類

栄養による分類:淡色野菜、皮は緑黄色野菜 ビタミンC、β-カロテン、カリウム、食物繊維など
におい成分:ビラジン
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

カリウムは利尿作用がありむくみやだるさの解消、高血圧予防に効果が期待できます。
ビタミンC、β-カロテンは抗酸化作用が期待できます。

キュウリには体にこもった熱を冷ます力もありますので、民間療法で、キュウリを火傷や汗疹(あせも)にあててシップする方法もあります。火傷にアロエを当てる方法もよく聞きますが調理中に火傷をすることがあります。そんな時キュウリが冷蔵庫にあればとりあえずシップしてみるのもよいかと思います。

きゅうりの保存法

生のままで保存する
ビニール袋に入れて密封しないで野菜室に立てて保存します。おおよそ4日くらい持ちます。キュウリの両端がしなびてきたら、浅漬けなどにして応用しましょう。冷やしすぎるとキュウリは凍ってしまい味が落ちます。凍ると痛みも早いです。

冷凍保存
丸ごと冷凍保存するのは、キュウリの保存としては向いていません。
キュウリを薄切りにして、塩もみしてからビニール袋に入れて保存します。解凍は自然解凍します。

料理のコツ

キュウリがとがっている方が新鮮です。キュウリのトゲには、ビタミンCを破壊する酵素があります。料理するときは、板ずりをするか、ピーラーなどでトゲを削るように皮をむいて使います。

板ずりのやり方

キュウリに塩をまぶして、板やまな板などで軽く転がすようにするこする
お湯を沸かし、熱湯にサッと軽くくぐらせ、冷水に取って素早く冷やす

めん棒でたたく

めん棒や空き瓶でキュウリをたたきます。キュウリの繊維を断ち切ることで、味が浸みやすくなります。和え物やお漬物に向いています。

塩もみする

キュウリは水分が95%もあるので、水分が出て味を薄めてしまします。塩もみをしてあらかじめ水分を除いておくと、ソースなどの味を調えた後、味を薄めることなく食卓に出すことができます。

塩もみの方法
スライスしたキュウリに塩を振りかけて10分ほど放置する。水気を絞る。その後、和え物にしたりサラダにしたりして使います。

たて塩にする

塩分3%の塩水に3時間ほど浸す。できれば一晩漬けておく。水分を絞って和え物などに使うと、塩分が塩もみより優しく味付けしやすい。ピクルスの下準備にもよい。

キュウリのレシピ

旬の夏野菜 キュウリのピクルス

材料

  • キュウリ       5本

たて塩用つけ汁3%の塩

  • 塩          小さじ1
  • 水          1Cup

つけ汁(味付け用)

  • リンゴ酢または酢   1Cup
  • リンゴジュース    1Cup
  • 白ワインまたはお酒  大さじ2
  • 塩          少々
  • 粒黒コショウ     大さじ1
  • ローリエ       1枚

密閉容器 きれいに洗っておく

作り方

  1. キュウリを洗う
  2. 手に塩をつけ軽くキュウリを包んでこすり表面のトゲをとる
  3. ビニール袋に水1Cupと塩小さじを入れ塩をよく溶かす
  4. 塩水を入れたビニール袋にキュウリ5本を入れて、一晩漬けておく
  5. つけ汁の材料を鍋に入れて沸騰させてアルコール分を飛ばす
  6. 粗熱が取れるまで冷ます
  7. 一晩漬けておいたきゅうりの水気を切る
  8. 浸ける密閉容器に合わせてキュウリを切る
  9. 切ったキュウリと冷ましたつけ汁、ローリエを容器に入れる漬け込む

5日目くらいから食べられます。

長さが10㎝くらいのミニサイズのキュウリがあります。この短いキュウリを使ってピクルスを作るとオシャレです。ミニキュウリ、姫キュウリとも呼ばれています。ミニキュウリに味噌をつけて食べることから「もろきゅう」ともいいます。

目次へ戻るへ

 

4. オクラ

オクラの産地は鹿児島県と高知県で50%以上のシェアを誇っています。他に沖縄県、宮崎県など暖かい地方でよく栽培されています。関東地方では群馬県で栽培されています。

オクラの旬は7~9月ごろです。こちらもハウス栽培で1年中出回っています。

美味しいオクラの選び方・見分け方

  • 産毛が立って密生しているもの
  • 緑色が鮮やかなもの
  • 長さが7~10cmくらいでしっかりした弾力があるもの
  • 切り口がや先端が黒ずんでしおれていないもの
  • 同じ大きさなら重いもの

大きく育ちすぎると種が固く、筋が歯に残り美味しくありません。10cmくらいまでの長さのものを選びます。水分が抜けやすいので重いものを選ぶようにします。

オクラの分類

栄養による分類:緑黄色野菜 β-カロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分、食物繊維、ペクチン、ムチンなど
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

オクラのネバネバぬめり成分はペクチンとムチンです。ペクチンは食物繊維、ムチンは糖タンパク質です。

ペクチンは調整作用があり、コレステロール値と血圧を下げる働きが期待されます。

オクラのネバネバ成分は胃の粘膜を保護し、たんぱく質の消化吸収を助ける効果、肝機能を高める効果が期待できます。食物繊維の整腸作用や豊富なビタミン類で免疫力を高める効果も期待できます。

ムチン (mucin) は動物の上皮細胞などから分泌される粘液の主成分として考えられてきた粘性物質である。粘素と訳されることもある。ムチン(mucin)はmucus(粘液)を語源とする[1]。

実際には分子量100万~1000万の、糖を多量に含む糖タンパク質(粘液糖タンパク質)の混合物であり、細胞の保護や潤滑物質としての役割を担っている。食品としてみると水溶性食物繊維に分類される[2]。オクラや里芋のネバネバ成分もムチンと称されているが、日本国外の文献では植物由来のものは必ずしもムチンとは呼ばれていないことも多い[1]。ウキペディアより

植物性のネバネバ成分は、正確にはムチンと呼ばないとご指摘をいただき
訂正させていただきました。ありがとうございました。

しかし、オクラなどの野菜のネバネバ成分も体に良い成分であることは間違いありません。
身体のためにも積極的に摂取したい食品です。

オクラの保存法

生のままで保存する
水で湿らせたキッチンペーパーに包みラップに包むかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

冷凍保存

ヘタの硬い部分を削り取り、塩もみしてサッと茹でます。水気を拭いてラップに包むかビニール袋に入れて冷凍庫に入れて保存します。冷凍のままオクラを使用しても大丈夫です。

料理のコツ

産毛を取る方法

オクラに塩をして指で優しくこすり水洗いをする
茹でて使う場合は、洗わずそのままサッと湯がく(塩ゆでになる)
オクラの数が多い時は、まな板に並べ塩を振って軽く板ずりすると早い

ガクを取り除く

ヘタの周りの硬い部分がガクです。オクラをそのままの形で使うときや冷凍保存するときは、硬いガクの部分を取り除くきます。

旬の夏野菜 オクラのレシピ

オクラと長いものネバネバどんぶり

材料 2人分

  • オクラ    4本
  • 長いも    5cm
  • 卵黄     1個

合わせ調味料

  • しょう油   小さじ1
  • 酢      小さじ1/2
  • 白ごま    適宜
  • かつおぶし  適宜

 

作り方

  1. オクラは塩でうぶ毛を取り除きサッと茹で小口切りにする
  2. 長いもはすりおろす
  3. オクラ、すりおろした長芋、卵黄、合わせ調味料を混ぜ合わせる
  4. 炊きたてのご飯に③をのせる

目次へ戻るへ

 

5. レタス

レタスの産地は、夏は長野県が60%以上のシェアを誇っています。他に岩手県。秋から冬ごろは茨木県、群馬県、香川県、静岡県など。主にハウス栽培
レタスの旬は、4~9月ごろです。茨木県産は4~5月ごろ、長野県産は、6~9月ごろ出回ります。

美味しいレタスの選び方・見分け方

  • ゆるやかな巻きのもの
  • 全体にハリがあってみずみずしいもの
  • 大きさの割に軽いもの
  • 淡い緑色の大きすぎないもの(中玉程度)
  • 芯は10円玉から500円玉以下の大きさのもの
  • 芯の切り口は白くみずみずしいもの

レタスは玉レタスでも8割ほどの巻きのものが良いです。大きすぎたり重いものは苦みが強くなります。芯の切り口が褐色になっているものは日にちがたっています。白いものを選びます。

レタスの分類

栄養による分類:淡色野菜 β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンU(キャベジン)、カリウム、 カルシウム、鉄、食物繊維、葉緑素など
食べる部位的分類:葉茎菜類(ようけいさいるい)葉や茎を食べる野菜の仲間

食物繊維はコレステロール、発がん物質。塩分などを排出する働きがあるので、便秘や生活習慣病の予防が期待できます。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉金を増やし腸内環境を良くします。

鉄分は貧血予防効果があります。葉緑素は口内炎や肌荒れに効果的です。
ラクツカリウムには、鎮静や催眠の効果があり、カルシウムにはリラックス効果も期待できます。

レタスの葉や茎を切るとラクツカリウムという白い乳状の液が出ます。これはサポニン様物質で肝臓や腎臓の機能を高めます。また気持ちを安定させたり、催眠効果も期待できます。

ビタミン類には抗酸化作用が期待でき、ビタミンUは胃腸の調子を整えてくれます。

レタスの保存法

最初にはがした一番外側の葉を残しておき、芯の部分に濡らしたペーパータオルを当ててから、外の葉でレタスを包んでからラップか新聞紙で包んで、冷蔵庫の野菜室で芯を下にして保存する。
古くなると苦みが強くなるので早めに食べてしましましょう。

冷凍保存は、レタスは水分が多いのでむきません。

料理のコツ

生で食べるときは冷水につけてパリッとさせた後、しっかりと水気を取ります。回転水切ザルなどを使ってしっかりと水気を切るくらいが丁度よいです。

レタスのチャーハンがあるくらい加熱するレタスも美味しいです。しかし加熱のし過ぎは食感的にも栄養的にもあまりよくありません。最後にサッと火を通します。

レタスは50度洗いにも向いています。50度のお湯に2~3分つけておきます。野菜の細胞が開いて水分を取り込みパリッとします。冷水よりもパリッと仕上がります。

レタスは包丁で切るより手でちぎったほうが、ドレッシングなどの味の絡みもよいです。

旬の夏野菜 レタスのレシピ

ソーセージのロールレタススープ

材料 2人分

  • レタス     8枚
  • ソーセージ   4本
  • コンソメスープの素
  • 水       1Cup
  • 塩       適宜お好みで味付け

 

作り方

  1. レタス8枚を電子レンジで2~3分加熱して柔らかく包みやすくしておく
  2. 柔らかくしたレタス2枚重ねて、ソーセージを1本ずつ包み爪楊枝で止める
  3. 鍋に水とコンソメスープの素を入れ煮立たせる
  4. レタスに包んだソーセージを入れる
  5. 中火の弱火で10分ほど煮立て塩で味を調える

中火の弱火:弱火よりも少し強い火加減

目次へ戻るへ

 

6. ゴーヤ

ゴーヤの産地は、沖縄県、宮崎県、大分県、鹿児島県、群馬県など
ゴーヤの旬は、6~9月ごろです。今では1年中出回っています。

美味しいゴーヤの選び方・見分け方

  • 切り口がみずみずしいもの
  • 先端が細くとがっているもの
  • イボにツヤがあるもの
  • イボが密集しているもの
  • 全体的に緑色が濃く鮮やかなもの
  • ずっしりと重く弾力があるもの
  • すらっとまっすぐスタイルが良いもの

イボが小さいものは苦みが強いと言われています。緑色が薄いものが苦みが少ないようです。

イボに黒く斑点が出ているもの、両端が茶色くしなびていものは古いので選ばないようにします。

ゴーヤの分類

栄養による分類:緑黄色野菜 ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど
苦み成分:モモルデシン
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

苦み成分のモモルデシンは、胃液の分泌を高めて食欲を増進効果、肝機能を高めたり、血糖値を下げる効果が期待できます。

ビタミンやミネラルが豊富で栄養価が高く、夏にはとても重宝な野菜です。
特にビタミンCが豊富で、しかも熱に強い加熱しても壊れにくいビタミンCとして存在していますので、焼いたり茹でたり調理がしやすいです。

ゴーヤの保存法

生のままで保存する
丸のままのゴーヤは湿らせた新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。もちは2週間ほど。丸のままのゴーヤは冷暗所、温度10~17℃程度で温度差が少なく一定で暗いところならば冷蔵庫の野菜室でなくてもよいです。何もせずそのまま放っておくと3、4日でカビてきます。

切ったゴーヤは、種とワタを取り、湿らせたキッチンペーパーを中に敷いてラップに包みます。冷蔵庫の野菜室で1週間ほど持ちます。

冷凍保存
固ゆでしてラップで包むかビニール袋に入れて保存します。サラダなどに使うときは自然解凍して使います。煮物は冷凍のまま使っても大丈夫です。炒め物は半解凍して使います。
細く切れば生のまま冷凍保存できます。

料理のコツ

苦みを取るには、綿と種を取り除き細切りにし、塩もみして水けを絞ります。鍋にお湯を沸かしサッと茹でます。苦みが優しくなります。

旬の夏野菜 ゴーヤのレシピ

土佐和え

白いご飯にとても合います。

材料 2人分

  • ゴーヤ   1/2本
  • たくあん  70g
  • ごま油   大さじ1
  • しょう油  大さじ1/2
  • かつおぶし 適宜

 

作り方

  1. ゴーヤは縦に切り種を取り除く
  2. ゴーヤは薄切りにして塩を振り5分ほどおく
  3. 軽くもんで水気を絞る
  4. たくあんを薄切りにする
  5. フライパンを熱しごま油をいれ、ゴーヤとたくあんを炒める
  6. しよう油を入れ味を調える
  7. かつおぶしを振る

目次へ戻るへ

 

7.ししとう

ししとうの産地は、高知県、千葉県、和歌山県、徳島県、宮城県、など
旬は6~9月ころですが、1年中出回っています。

辛みの強い赤唐辛子を品種改良したのがししとうです。ししとうの先端がライオン(獅子)に似ているから獅子の頭→ししとうと名付けられたそうです。

美味しいししとうの選び方・見分け方

  • 緑色が濃く肉厚なもの
  • ハリとツヤがあるもの
  • ヘタがしっかりとしているもの
  • 切り口が新鮮なもの

ヘタの切り口が黒ずんでいるものは古くなっているので避けます。

ししとうの分類

栄養による分類:緑黄色野菜 栄養素はピーマンとほとんど同じです。β-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、クロロフィル、カプサイシン、食物繊維など
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

抗酸化作用や、疲労回復や美肌効果が期待できます。熱しても壊れにくいビタミンCで摂取するにはとても良い食材です。

ししとうの保存法

乾燥しないようにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

料理のコツ

加熱するときの下準備

揚げたり焼いたりすると、中が空洞の野菜なので加熱すると中の空気が膨張して実が破裂することがあります。揚げ油が飛び散ると危険なので、揚げる前に爪楊枝や竹串で穴をあけておくと安心して調理できます。また縦に切り目を入れておくのも良い方法です。

旬の夏野菜 ししとうのレシピ

ししとうを焼くだけの簡単レシピで美味しいです。

ししとうの焼きびたし

材料 2人分

  • ししとう   16本

つけ汁

  • だし汁    大さじ2
  • しょう油   大さじ1
  • お酒     大さじ1
  • 砂糖     小さじ1/2
  • みりん    小さじ1
  • ごま油    小さじ1
  • 塩       少々

作り方

  1. ししとうは破裂しないように竹串で穴をあけておく
  2. 網焼きやグリルでこんがり焼く
  3. つけ汁に30分ほど浸ける
  4. 器に盛り付ける

目次へ戻るへ

 

7. ズッキーニ

産地は宮崎県、長野県のシェアが多いです。他に群馬県、千葉県、茨木県など
旬は 6~8月ごろです。
見かけはキュウリ、果肉の味はナスに似ていますが、カボチャの仲間です。

美味しいズッキーニの選び方・見分け方

  • 深い緑色で弾力があるもの
  • そこの周辺にハリのあるもの
  • 切り口やヘタがみずみずしく乾燥していないもの
  • 大きすぎず20㎝ほどの大きさのもの
  • 均一でふくらみのあるもの
  • 同じ大きさなら重いもの

大きすぎると皮が固くなり味が落ちます20cm以下で重さは200gのものを選びます。
大きいものほど鮮度が落ちやすく、中身がスカスカになりやすいです。

ズッキーニの分類

栄養による分類:淡色野菜 β-カロテン、ビタミンC、亜鉛、食物繊維など
食べる部位的分類:果菜類 実を食べる野菜

ズッキーニは90%以上が水分でカボチャより低カロリーです。皮が濃い緑色でβ-カロテンも豊富です。カロテンは脂溶性ビタミンなので、フライや炒め物など油を使う料理が吸収率もよくおすすめです。

ズッキーニの保存法

生のままで保存する
乾燥しやすいので、丸ごと新聞紙かラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。20℃以下の風通しが良く、あまり温度差がない場所なら冷蔵庫でなくても5日ほど保存できます。

切ったズッキーニは切り口にぴったりとラップを当てて包み冷蔵庫の野菜室で保存します。90%以上が水分のため冷やしすぎて凍らせないように保存します。

冷凍保存
1口大など食べやすい大きさに切り、サッと短時間下茹でし急速冷凍します。ラップやビニール袋でぴったりと包んで保存します。冷凍したまま料理に使えて便利です。

料理のコツ

ズッキーニは皮をむかずに使います。(ヘタとお尻は切り落とす)
旬の終わり、なごりのズッキーニは皮がかたい時がありますが、そんな時でも皮はむかずに調理しても大丈夫です。包丁で斜め切りや格子に切り目を入れて調理します。

そのまま茹でてしまうと味が落ちてしまいます。茹でるより油との相性が良いので、素揚げや天ぷらにしたり、そのままソースで煮込んだりする方が旨味が増し美味しく出来上がります。

 

旬の夏野菜 ズッキーニのレシピ

ズッキーニの胡麻マヨ和え

材料 2人分

  • ズッキーニ   1本

調味料

  • マヨネーズ   大さじ1
  • 白すりごま   大さじ1
  • しょう油    小さじ1

 

作り方

  1. ズッキーニはヘタとお尻を切り取る。
  2. 縦半分に切り、2~3mmの薄切りにする
  3. 調味料は混ぜておく
  4. 耐熱容器にズッキーニを入れ、軽く塩を振って(分量外)ラップをかける
  5. 電子レンジで2分加熱する
  6. 水気を切り、混ぜた調味料で和える

目次へ戻るへ

 

旬の夏野菜 まとめ 

 

旬の野菜はその季節に合った栄養素があります。

夏に収穫できる夏野菜は、夏の体調を調節をするのに必要な栄養素が多く含まれています。

夏は汗をよくかくので、水分の多い野菜が多いです。

キュウリ、ナス、トマトなどです。

トマトは春の方が美味しいので春野菜で紹介していますが、春から夏にかけて出回ります。

今はポカリスエットなどスポーツドリンクという便利な健康飲料もあります。

時代劇などで、キュウリを丸ごとかじるシーンを見かけるときがありますが、キュウリやトマトなどが、スポーツ飲料の役割を果たしていたのかもしれません。

旬の野菜にも合理的な理由があります。その季節に身体に必要な成分を補給する便利な食材です。

積極的に旬の野菜を知り、生活に取り入れていきましょう。

参考図書

 

 

新鮮!濃い野菜なら


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です