店で買う美味しい野菜の見分け方/二十四節気で見る旬の野菜

スーパーの野菜売り場で野菜を見ても、どれが美味しい野菜かよくわかりません。何となく良さそうなものを選んでいますが、それが正しいのかどうかもよくわからないという方は多いと思います。

また野菜や果物の旬をよく知っているという方も少ないのではないでしょうか?

最近は1年中野菜も出回っていて、旬(しゅん)を意識することもなく、お店で買うことができます。それで二十四節気という日本の季節感を意識しながら、美味しい旬の野菜の見分け方を調べました。

二十四節気についてはこちらにまとめてあります。➡ 二十四節気七十二候【素朴なギモン編】

季節は二十四節気にしたがって旬を分けました。

目次

春・立春(りっしゅん)2月4日〜2月17日ころ

立春は節分の次の日からで、暦の上で春とはいってもまだ寒いです。

ほうれん草、ニラ、フキノトウ、イヨカン(伊予柑)、葉ゴボウ、八朔(ハッサク)など

 

美味しいほうれん草の見分け方

  • 葉が肉厚で茎が太いもの
  • 葉の葉脈が左右対称で、できるだけ均等に広がったもの
  • 軸の中心から放射状に広がった茎が太いもの

しっかりと火を通すと甘さが引き立ち、風味が増し美味しいです。

寒いときは、葉先がちぢれたり枯れているように見えるほうれん草ですが、甘みがあって美味しいです。

 

美味しいニラの見分け方

  • 肉厚で軸が丸いもの
  • 軸がしっかりしているもの
  • 葉は肉厚で弾力があるもの
  • ほんのりと優しく香るもの(ニラには独特の香りがあり)

店で選ぶ時も、匂いをかぎハッキリとニラの香りのするものが、みずみずしくて鮮度の良いものを選びます。

茹でたり蒸したりしてゆっくり火を入れると香りが引き立ちます。

 

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春・雨水(うすい)2月18日〜3月4日ころ

雪解けが始まる気配を感じる頃

菜の花、クレソン、セロリ、花わさび、島らっきょうなど

菜の花は、一番春を感じる野菜だと思います。おひたしや和えものなどにすることが多いです。

クレソンは、独特の香りと苦みがあります。ステーキの添え物だけではなく、おひたしやサラダ、鍋に入れてもおいしいです。

 

美味しい菜の花の見分け方

  • 花が咲いた菜の花より、花が咲く前のつぼみがふっくらと膨らんだ状態のもの
  • 軸が丸くて太くみずみずしいもの
  • 葉の葉脈が左右対称のもの
  • 茎から葉が均一に右左と互い違いに出ているもの

 

美味しいクレソンの見分け方

  • 茎が丸くてしっかりと太いもの
  • 葉がたくさん枝分かれしていて弾力があって柔らかいもの

きれいな水でないと育ちません。クレソンは鮮度が大切です。

美味しいセロリの見分け方

  • 茎は太くてしっかりしたもの
  • 軸がまっすぐ上に伸び葉が左右対称についているもの
  • 香りのよいもの
  • 筋(すじ)が細くて多いもの

しなるような弾力があるセロリが美味しいです。

セロリの品種により、緑の茎と白い茎と茎の色が違うので、お好みのセロリを選んでください。

 

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春・啓蟄(けいちつ)3月5日〜3月19日ころ

カエルやへび、昆虫などが冬眠から目覚める頃

セリ、葉ワサビ、コシアブラ(山菜)、新玉ねぎなど

セリは、水のきれいな所に育ちます。サラダで食べても美味しいです。ドレッシングにハチミツなどの甘味をたすと優しい味になり美味く食べられます。

 

美味しいセリの見分け方

  • 葉が多く、茎はすっと伸びたもの
  • 根は太くて多くしっかりしているもの

 

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春・春分(しゅんぶん)3月20日〜4月3日ころ

春の昼夜の時間が同じ長さとなる日が春分の日。春分の日をはさんで前後7日間が春のお彼岸です。

グリンピース、絹さや、タラの芽、フキ、ウドなど

ウドは独特の香りがあり、春の芽吹きの力強さを感じる野菜です。

穂先は天ぷら、茎は皮を厚めにむいてきんぴら風に、芯の部分は湯がいておひたしや和え物など、いろんな食べ方が楽しめます。

 

美味しいグリンピースの見分け方

  • 鞘(さや)につやとハリがあるもの
  • さやは薄みどり色が新鮮なもの

白っぽいものは古くなったものです。

 

美味しいウドの見分け方

  • 茎は太くまっすぐ伸びた力強いもの
  • 弾力があり、葉先はやわらかく閉じているもの

全体に弾力感とハリあって柔らかいものが食感もあり美味しいです。

 

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春・清明(せいめい)4月4日〜4月19日ころ

草木が芽吹きだす頃

ミツバ、ウルイ、イタドリ、ワラビ、コゴミなど

ミツバは、緑の薄い小ぶりな葉が、香りも強すぎず苦みもないです。

 

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春・穀雨(こくう)4月20日〜5月4日ころ

五穀を潤す雨が降る頃。お米などの穀物の芽が伸びてくる頃。
新茶は、穀雨の期間にある「雑節・八十八夜」頃に摘み取ります。

アスパラガス、木の芽、行者ニンニクなど

アスパラガスは新鮮なものほど美味しく鮮度が命の野菜です。

古いアスパラガスは、芯が残るような食感が残る印象で、購入したらその日に食べるのが正解です。茹でると甘みが出て美味しいです。

 

美味しいアスパラガスの見分け方

  • 穂先がふっくらと柔らかく先が閉じているもの
  • 切り口は円形のもの(きれいに丸いものが美味しい)
  • 茎の三角のハカマ(袴)は、正三角形で均等に並んでいるもの

できるだけ新鮮なうちに食べるのが一番おいしいです。

 

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夏・立夏(りっか)5月5日〜5月20日ころ

夏の気配を感じ始める頃

タケノコ、レタス、イチゴ、明日葉(アシタバ)、夏ミカンなど

タケノコは、日本は縦に長い国なので、地方によりタケノコが出る始める時期は変わりますが、季節としては立夏の頃です。

イチゴは、ヘタがまくれ上がってイチゴの形がしっかり見えるものが完熟の状態です。イチゴのヘタを見て見分けます。

 

美味しいタケノコの見分け方

  • 根元のいぼのブツブツが白いもの(紫になったものは避ける)
  • 表面の皮にしっとりとうぶ毛が立ってツヤのあるもの
  • 下から見たとき、できるだけ丸いかたちのもの
  • きめが細かいもの

 

タケノコの茹で方/エグミを止める

  • タケノコの先を斜めに切る
  • 縦に切り目を入れる
  • ヌカを入れた水に鷹の爪を入れて1時間ほど茹でる

米ヌカをサービスしてくれる店も多いので、米ヌカをもらえるときは必ず持って帰って使うことをおすすめします。ヌカのない時は、鷹の爪と米のとぎ汁か、お米少々で代用できます。

調理せずに保存するときは、水に浸けて冷蔵庫で保存すること。

 

タケノコの苦み(エグミ)を取る方法

  • 生のタケノコを調理をする大きさに切る
  • 大根おろし(皮つき)を入れた水に1時間つける

米ヌカやお米のとぎ汁で茹でても、どうしても苦みが残ります。
苦みが気になる方は、米ヌカで茹でるより、皮つきの大根でおろしで苦みを取り除きましょう。

1口大に切ったタケノコは1時間ほどで、縦に2つに切っただけのものは3時間ほど浸けておきます。

 

美味しいレタスの見分け方

  • 葉がふんわりとまいて柔らかいもの
  • 葉につやがあり葉先まで生き生きしているもの
  • ほどよい葉のすき間があって弾力があるもの
  • 葉のすき間がつまって、重すぎないもの
  • 下から見て、軸は丸く白いもの
  • 全体の形は正五角形のように張り出した形のもの

レタスは巻きがゆるすぎても、強すぎてもよくありません。

葉のすき間が開きすぎるとみずっぽくなります。すき間が少なすぎて重量が重いのもは、歯切れが悪く味にエグミがあり、あまりおすすめできません。

軸の色が茶色いほど収穫してから時間がたっています。

包丁で切ると切れ目から茶色く変色するので、手で外の葉からちぎって使う方が美味しく食べられます

 

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夏・小満(しょうまん)5月21日〜6月4日ころ

気候が温かくなり草木が生い茂る頃

青梅、そら豆、ヒメダケ(根まがりタケノコ)、ラッキョウなど

 

美味しい梅の見分け方

青梅(梅シロップ・梅酒)

  • 実が大きいもの(果肉が多い)
  • ふっくらとツヤがあり重いもの
  • うぶ毛がしっかりあるもの
  • かおりの良いもの

熟成梅の見分け方(梅干し用)
梅干は熟した梅を使います。
なり口のうぶ毛がハゲてきたら熟成しています。

 

美味しいそら豆の見分け方

  • そら豆をさやの状態から見て、中の豆がふっくらとしているのがわかるもの
  • さやの形はまっすぐなもの
  • さやにつやがあるもの
  • さやのふくらみが均等なもの
  • 重量感を感じるもの

さやに黒い汚れや斑点があるものは、路地ものである証拠で、豆が傷んでいるわけではありません。豆は黒い線があるものがほっくりとして美味しいです。

 

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夏・芒種(ぼうしゅ)6月5日〜6月20日ころ

米など穀物の種まきの頃・田植えの始まる頃

トマト、サクランボ、新ショウガ、枇杷(ビワ)など

サクランボは、タテにくぼみがはっきりと分かり、お尻のように盛り上がっているものが美味しいです。

トマトは梅雨がない北海道産の乾燥したトマトが、味が濃くおすすめです。

 

美味しいトマトの見分け方

  • トマトの赤の色が濃いもの
  • 重量感のあるもの
  • ヘタの反対側トマトのお尻に、放射状にくっきりと筋(すじ)があるもの
  • 水に入れてトマトのヘタが上を向いて沈むもの

 

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夏・夏至(げし)6月21日〜7月6日ころ

1年で一番日の長い日が夏至(6月21日)です。夏至を過ぎるとだんだん日が短くなっていきます。

ナスの旬は6月~9月と長く楽しめる野菜です。

野菜にはナスだけでなく「走り・盛り・なごり」があり、走りは出始め、盛りは最盛期、なごりは野菜の終わりのころです。

水ナスは走りの頃のフレッシュなもの。大阪では水ナスの浅漬けが有名です。
オクラは、夏バテ防止によいネバネバが特徴の野菜です。

 

美味しいナスの見分け方

  • ヘタの近くが白から薄紫~濃い紫のグラデーションになっているもの
  • ヘタに出ている棘(とげ)が痛いくらいの元気もの
  • ハリとつやがあるもの

ヘタの近くにグラデーションがない濃い紫色だけのものは、成熟してアクが強く少し苦みがあります。ナスは未成熟のものがアクがなく美味しいです。

有機栽培のナスの見分け方

ヘタが3つに分かれ、それぞれのヘタの先が2つに分かれている。
それぞれのヘタの角度が、ほぼ同じ角度に伸びているものが有機栽培のナスです。

 

美味しいオクラの見分け方

  • うぶ毛が立っているもの
  • サイズとしてはすらっとした10㎝くらいがよい
  • 弾力があるもの
  • なり口やオクラの先が黒くなっていないもの

大きくなりすぎると筋がでて、茹でても筋が残り美味しくないです。

 

美味しいきゅうりの見分け方

  • なり口がしっかりして肩がはったもの
  • 20cmくらいで重量感があるもの
  • ツヤがあってすらっとしているもの
  • なり口からお尻に向かって少しづつまっすぐに細くなっているもの

大きくなりすぎたきゅうりは生で食べるより炒め物に使うと美味しいです。

 

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夏・小暑(しょうしょ)7月7日〜7月22日ころ

温かい南風が吹き夏が始まるころ

インゲン、ピーマン、冬瓜(とうがん)、ニンニク、ミョウガ、桃など

ニンニクは、6片くらいで1玉を作っていて、玉の下半分が張り出して直径の大きいものがよいです。

 

美味しいインゲンの見分け方

サヤの色は薄緑色(うすみどりいろ)がよい
5㎜ほどのふくらみの目立つものが甘みがあり美味しい

緑色が濃いものは青臭さが強くなります。豆のふくらみのないものはNG

 

美味しいミョウガの見分け方

  • 切り口が新鮮なもの
  • プリッと張っていて穂先がほどよく開いているもの

 

美味しい桃の見分け方

お尻(桃尻)のようにタテにくぼみがあって盛り上がった形のものが美味しいです。

 

美味しいピーマンの見分け方

  • 薄い緑色でツヤがあるもの
  • なり口がしっかりとして弾力があるもの
  • 真上から見るとヘタが中心にあるもの
  • ヘタの形は六角形のもの
  • 横から見て逆三角形のいかり肩のもの

 

美味しいゴーヤの見分け方

  • 20~25cmのサイズが美味しい
  • 重量感がありすらっとした形のものが良い
  • いぼが緑できれいなものが鮮度が良い

黒ずんでいるものは古いので注意しましょう。緑の濃いものほど苦み(にがみ)が強いです。

 

美味しい冬瓜(とうがん)の見分け方

  • 持った時にずっしりと重いもの
  • なり口が中心にあり小さくて堅いもの

中身が見られるとき

  • 水分をたっぷり含んでみずみずしさを感じるもの
  • 実のきめが細かいもの
  • 種が小さいもの
  • 緑の冬瓜は、色が鮮やかでつるんとしたもの
  • 白い冬瓜は白い粉が出ているもの

冬瓜は、緑色のものと白い粉を吹いたものの2種類のあります。白い粉(ブルーム)があるものは完熟した冬瓜です。


 

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夏・大暑(たいしょ)7月23日〜8月6日ころ

太陽が照り付け暑いころ

枝豆、スイカなど

枝豆は、梅雨があけてから9月ころが食べごろです。だっ茶豆や黒豆の枝豆も美味しいです。

美味しい枝豆の見分け方

  • うぶ毛が立っているもの
  • ふっくらとして中の実がしっかりと感じられるもの
  • 粒がそろったもの

枝つきのものは鞘(さや)がたくさんついたものを選ぶ

美味しいスイカの見分け方

  • スイカの黒と緑の模様(もよう)がしっかりと分かるもの

模様の黒がぼやけているのは、味がイマイチです。

切り分けてスイカの中身が見えるとき
種が全体に散らばったものを選びます。理由としては、種の周りが甘いので、種の少ないものやかたよりがあるものは、甘みが少なく水っぽい味となっています。


 

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秋・立秋(りっしゅう)8月7日〜8月22日ころ

お盆が終わり秋の気配が始まるころ

トウモロコシ、梨(なし)ブドウなど

美味しいトウモロコシの見分け方

  • トウモロコシを包んでいる葉が浅緑(あさみどり)色のもの

トウモロコシ本体は、めしべの毛(ヒゲ)に向かって細くなっています。しかし、できるだけ細くならず均一の太さのものが実が充実して美味しいです。

先端のヒゲの数だけトウモロコシの粒があります。ヒゲの多いものを選びます。

美味しい梨(なし)の見分け方

  • 軸のついているくぼみが、細くて深いもの
  • 肩が盛り上がっているもの

肩が盛り上がっている梨が糖度が高く美味しいです。

くぼみが浅くて広いものは、身もぼそぼそして糖度も低いです。

美味しいブドウの見分け方

  • 実の先まで同じ大きさの実が生っているもの

軸のすぐ下の実が一番甘くておいしい
 

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秋・処暑(しょしょ)8月23日〜9月6日ころ

暑さが少しゆるみ秋の気配を感じるころ

カボス、スダチ、青柚子、青唐辛子など

カボスはスダチより少し大きく酸味がまろやかです。

美味しい青唐辛子の見分け方

  • ツヤとハリがあるもの
  • 太いものがより辛い

辛みを減らすには、加熱すると辛みが穏やかになり甘みがでます。

トウガラシはまず縦方向に伸びます。縦方向の成長が終わったあと、横方向に太り始めます。横に太りだすと辛みが増えますので、辛いものが希望の場合は太めのものを選びます。

また、辛みを減らすには、加熱します。加熱することで辛みが減って甘みが引き立ってきます。

柚子胡椒の作り方

材料

  • 青柚子の皮   50g
  • 青柚子の果汁  小さじ1
  • 青唐辛子   50g
  • 塩      小さじ1

作り方

  1. 青唐辛子と青柚子をよく洗う
  2. 青柚子の皮を薄くむく
  3. 青柚子を絞って(しぼって)果汁を作る
  4. 青唐辛子はヘタを取る
  5. 青唐辛子と青柚子を各50g用意する
  6. 青柚子の皮をみじん切りにしておく
  7. 青柚子のみじん切り、青唐辛子、柚子の果汁と塩を各小さじ1をミキサーにかける

ペースト状になったら出来上がり
 

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秋・白露(はくろ)9月7日〜9月22日ころ

残暑が終わり露(つゆ)が降り始める

カボチャ、巨峰、落花生など

巨峰は、一番おいしいのは軸直下のものです。房の最後まで均一な大きさで実っているものを選びます。

美味しいカボチャの見分け方

美味しいカボチャはヘタを見て判断します。

カボチャのへたがガムを押し付けたように横に広がった状態のものが美味しいです。
 

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秋・秋分9月23日〜10月7日ころ

昼と夜の長さが同じになる秋分。中秋の名月は秋分の頃

柿、栗、ザクロ、イチジクなど

柿は、冬の風邪予防の強力な見方で、「柿が色づくと医者が青くなる」ということわざもあるように、柿は栄養豊富です。

美味しい柿の見分け方

  • 柿色がしっかりと出ているもの
  • 柿のヘタが均等な大きさでよく広がっているもの
  • ヘタから実の肩がしっかりとはっているもの

 

美味しい栗の見分け方

  • ハリとつやのあるもの
  • ふっくらしているもの
  • ずっしり重いもの
  • 小さな虫の穴などがないもの(よくチェックしてください)

栗は自然に落ちたものが美味しいですが、なかなかそんな機会はありません。2~3週間ほど冷蔵庫で低温熟成させると甘みが増し美味しくなります。
 

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秋・寒露(かんろ)10月8日〜10月22日ころ

秋が深まり、朝夕の露(つゆ)が冷たく感じ始める頃

玉ねぎ、きのこ類、ギンナン、アケビ、グリーンレモンなど

きのこ類
マイタケ、ブナシメジ、マツタケ、シイタケなど

美味しいキノコ類の見分け方

  • きのこ全体につやとハリがあるもの
  • しっとりとしたもの
  • 持つと重量感があるもの
  • 丸く形(かたち)の良いもの
  • 軸が丸く傘(カサ)が開きすぎていないもの

 

美味しい玉ねぎの見分け方

  • お尻から見て丸く、横から見て少し横に長い楕円のもの
  • 皮は乾燥して、縦の線が細かく均一のもの
  • 頭の先端を押すと硬くてへこまないもの

 

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秋・霜降(そうこう)10月23日〜11月6日ころ

露(つゆ)が霜(しも)に変わるころ

リンゴ、生姜、小豆(あずき)、カリン、トンブリなど

生姜は、ぷっくりとしたふくれた形のものが良く、デコボコした形のものは、すりおろすと筋(すじ)が残るので美味しさにかけます。

美味しいリンゴの見分け方

軸のついているくぼみが、細くて深く、肩が盛り上がっているリンゴが糖度が高く美味しいです。

くぼみが浅くて広いものは、身もぼそぼそして糖度も低いです。
梨と同様に見分けます。
 

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冬・立冬(りっとう)11月7日〜11月21日ころ

冬の気配が始まるころ

サツマイモ、レンコン、サトイモなど

美味しいサツマイモの見分け方

  • ずっしりと重量感があるもの
  • ひげ根の後が均等に並んでいて数が多いもの

切り口から液がでて黒くなっているのは、蜜が出て甘い証拠です。

安納芋、紅あずま、最近はシルクスイートも甘くておいしい品種です。
弱火でじっくりと過熱するのが甘くなる秘訣です。

美味しいレンコンの見分け方

  • 土付きでツヤがあるもの
  • ふっくらとしてハリのあるもの
  • 穴が均一に空いているもの

節で切ったレンコンが長持ちします。

美味しいサトイモの見分け方

  • サトイモの形は腰がはってお尻がプリッと丸いもの
  • 皮はしっとりとしてツヤがあるもの
  • 横向きのしま模様(子芋のリング)が均等にあるもの
  • かっちりとして重量感があるもの
  • 上から見ると丸いもの
  • サトイモの頭から芽が出ていないもの
  • 頭は赤みがないもの(鮮度)

土がついたサトイモの方が保存が長持ちします。
夏に出まわる新サトイモも同じように見分けます。

サトイモは、茹でたり水にさらして、過剰なヌメリやエグ味を取っておくと美味しく食べられます。

大きすぎるサトイモはゴリゴリして味が染み込みにくいです。
 

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冬・小雪(しょうせつ)11月22日〜12月6日ころ

寒の入りともいいます。

大根、ゴボウ、白菜、みかんなど

美味しい大根の見分け方

  • 白いボディは、スラッと引き締まって細身のもの
  • ずっしりと重量感があり重いもの
  • ひげ根の跡が根先の先端まで一直線に均等に並んでいるもの
  • 葉が生き生きとして緑のもの
  • 葉の葉脈が左右対称のもの

ひげ根の後のへこみが等間隔で並んでいるのは順調に成長した証拠です。葉先が茶色く枯れているものは甘みがあって美味しいです。

美味しいゴボウの見分け方

  • まっすぐ伸びて、ゆるやかに先が細くなっているもの
  • ひげの根の跡が多く、できるだけ間隔が均一なもの
  • 両手で優しく持ってたわむもの
  • 断面が白くてスが小さいもの
  • 土の香りのゴボウの風味がありもの

 

ごぼうの皮のむき方

ごぼうの皮にごぼうの風味があるので、皮をむいてしまうのはもったいない。

アルミホイルにしわをつけてゴシゴシ皮をむくのがごぼうのむき方のコツといわれています。

しかしより優しくていねいにむけるのが、アクリル毛糸で編んだタワシで洗う方法が良いです。皮を残し土だけを落としてくれるすぐれもの。ゴボウに入り込んだ土だけ包丁で取り除きます。

美味しい白菜の見分け方

  • ずっしりと重量感があり重く、葉のすき間がないもの
  • 葉は薄い緑色のもの
  • 頭はギュッと閉じてロケットのようなすっきりとした形の良いもの
  • 切り口の芯は中心にあり丸いもの
  • 下から見て五角形のものが良い

 

美味しいみかんの見分け方

  • 皮全体にある小さな穴(油胞ゆほう)が同じ大きさで均一に全体に 散らばっているもの
  • 肩を押すと弾力があるもの

皮が緻密(ちみつ)なものほど、酸味、甘み、コクがあって美味しいです。

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冬・大雪(だいせつ)12月7日〜12月21日ころ

里にも雪が降りだす頃

天王寺カブ、百合根(ゆりね)、チョロギ、クワイなど

美味しいカブの見分け方

  • カブの肩が張って重いもの
  • 皮にハリとツヤがあるもの
  • 葉がたくさんついているもの
  • 葉の葉脈が左右対称のもの

大きすぎない方がカブ果肉のきめが細かく食感が良いです。
 

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冬・冬至(とうじ)11月7日〜11月21日ころ

冬至は1年で一番日が短い日です。

柚子(ゆず)、黒豆、ニンジン、ネギ、水菜など

美味しいニンジンの見分け方

  • 肩が張ってまっすぐに伸びているもの
  • ひげ根の跡がまっすぐで均一なもの
  • 上から見て芯が丸く中心にあるもの

大きすぎないニンジンが果肉のきめが細かく美味しいです。
 

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冬・小寒(しょうかん)11月22日〜12月6日ころ

春菊、セリ、わさびなど

美味しい春菊の見分け方

  • 茎の断面は丸いもの
  • 葉先まで曲がらずにピンとのびているもの
  • 春菊1本に葉がたくさんついているもの
  • 触ると柔らかいもの

 

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冬・大寒(だいかん)1月21日〜2月3日ころ

寒さが一番厳しいころ

キャベツ、ブロッコリー、小松菜(こまつな)、金柑(キンカン)など

美味しいキャベツの見分け方

  • ずっしりと重みのあるもの
  • 葉脈が左右対称のもの
  • パリッとハリがあるもの
  • キャベツの芯は丸く中心にあるもの
  • 中心から太い葉脈が出ているもの
  • 全体が丸く五角形の形のもの

葉脈の角度がほぼ同じであるときれいな五角形の形になります。

美味しいブロッコリーの見分け方

  • 花蕾がしっかり閉じているもの
  • 軸が丸く、中にスが入っていないもの

冬の寒い盛りには、花蕾が紫色をしているものも見かけますが、甘い証拠で茹でると緑色になるので心配いりません。

美味しい小松菜の見分け方

  • 葉は肉厚で薄い緑色のもの
  • 葉の枚数が多いもの
  • 葉の葉脈が左右対称のもの
  • ハリとツヤのあるもの
  • 軸が丸く茎の根元が太いもの
  • 切り口から茎が放射状に出てまっすぐに伸びているもの

 

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まとめ

美味しい野菜の見分け方を大雑把(おおざっぱ)に言うと、ほうれん草などの葉物はすらっと伸びて葉脈が左右対称あるもの。大根などの根菜類は、ひげ根跡のくぼみがまっすぐに均一にあるものが良い野菜とされています。

キャベツのような葉が巻いているものは、お尻から見ると芯が真ん中にあり五角形のものが良い野菜です。

二十四節気は、

春は、立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨、

夏は、立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑

秋は、立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降

冬は、立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒

に分かれています。

 

 

参考図書
にっぽんの七十二候
高月美樹 (著), 瀬戸口しおり (著)

旬のやさい歳時記 矢嶋 文子 (著)
野菜を見分けるコツ百科 西村 和雄 (著)

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